自立と協調を大切に生きる人をめざして

自立とは人生という大地に自分の足でしっかりと立つこと

 自分の足でしっかり立つには、自分の足腰を鍛えること(日々の学習・運動、様々な挑戦、自分の意見・考えを持つ)と自分の支えとなる足場をしっかりと見つめること(家庭、学校、クラブ、会社、地域、世界)が必要。

そして、当然ながら、その足場を共有する仲間への理解や助け合いも自立の重要な鍵になります。……これが、協調です。一人一人の自立への努力が協調を生み、みんなの協調が個の自立を助けます。

惟信高校はそんな協調の場でありたい。

一人一人が、全体の協調を大切にし、そして全体がくじけそうになる一人一人を励ましていくような仲間でありたい。

惟信高校ではそのため真の自立を目指して、次のことを大切にしています。

1 時間を守ること

学校生活はもとより、社会に出たときも、時間を守れるかどうかは、とても大切なことです。

時間を守ることはそれぞれの人が、自分自身の責任でできることです。

同時に、自分自身の意志でしか出来ないことです。

時間を守ることは自己コントロールの基本。自立への第一歩です。

惟信高校では遅刻をしないことを中心に時間を守ることを大事にしています。無遅刻、無欠席、無早退で皆勤賞を目指しましょう。

2 身だしなみを整えること

「襟(えり)を正す」

これは自分が大切なことに臨む時、気を引き締めて向かう姿勢を表しています。

高校生活は人生の土台作りに最も重要な時。学びの場、成長の場です。

身だしなみを整え「襟を正す」ことは、自立・成長への鍵です。

3 授業に向かう姿勢について

高校生としての最大の目的は学習であり、その中心は日々の授業です。高校生は義務教育ではなく、「自ら学ぶ場」であり、その学習は将来への道を切り拓くとともに、人生をより味わい深くするためにあります。

一時間一時間の授業の中で、学ぶ知識、感じたこと、考えたことそのものが、人それぞれを、自分固有の意見を持てる個性ある人に育てていきます。

4 マナーを守ること

マナーは基本的なマナーの他、校内で定められたルールを守ることや通学時の自転車交通マナー、公共交通機関内のマナーなどいろいろな場面で存在します。

マナーを守ることこそ本校が目指す「自立と協調を大切に生きる人」にある協調の基本です。

5 さいごに

時折、自分を見つめ直すことも大切です。

目標を見失っていないか?

夢中になれるものはあるか?

まわりに流されていないか?

感謝の心を忘れていないか?

初心を忘れていないか?

元気に挨拶をしているか?

愛されていることを忘れていないか?