臨時休業中の校長メッセージ ①
臨時休業が延長され、学校を再開できなくて、皆さんと離れている 時間が長くなっています。皆さん、寂しい思いや不安を抱えていませ んか? 大丈夫ですか? 大変な事態ですが、いろんな物事を考えるチャンスだと思って、 頑張りましょう! 常に皆さんと共にいます!
★ 伝えたいことが3点あります。
1.人との接触を避けてください。(人との接触を8割減らすとは?)
まもなくGWとなりますが、政府が訴えているように、人との接触を避けてください。
感染率 = 感染度(市中の感染度合い)× 接触人数
上の式は、あなたの感染率を示しています。同じ感染度でも、接触する人が多ければ 多いほど、高くなることがわかります。あなたが、もしくは、その他の人が感染してし まうと、無自覚のうちに大変なスピードで感染度を上げ、感染者は爆発的に増加してし まいます。尋常な増え方ではありません。詳しい説明は、4月に着任された山本武寿先生(数学科・1年担任)にお願いしましたので、本校HP「防ごう! 感染拡大!!」を 見てください。本当に恐ろしいことがよくわかります。 自分を守り、周囲の人を守るために、人との接触を避けてください。(リンク→「防ごう感染拡大」 )
2.毎日少しずつの積み重ねをしてください
「本当はこんなことができたらいいのになぁ」と思った経験は ありませんか? 本当 はこんなことができたら自分の成長につながるのに、いつも時間がないからできないや と、思うようなこと…。例えば、毎日30分間読書するとか、英単語を10個ずつ覚えると か、ストレッチや筋トレをするとか、…。今こうしたことを実行してみるのもいいと思 います。継続することが大きな力となり、自信になります。 私は、先ず腹筋(15回×2しかしていませんが…)、そして、寝る前の読書を改めて 始めました(日頃はいつも食事が終わると、気づかないうちに眠りに落ちていました)。 それから、再開できたときに慌てなくてもいいように、今準備できることは今のうちに しておこうと思っています。この機会をプラスに変えましょう!
3.この臨時休業中、感じたこと・考えたことをメモしておいてください
この期間に感じたことや考えたことを、普通の生活が戻った時に活かしてほしいと考 えています。いろいろな人の励ましの言葉や様々な取組に、勇気を与えられたり、人を 思う気持ちの素晴らしさを感じることがあります。そうしたことを忘れないようにした いものです。それが今後の人生に大きな影響を与えることになるかもしれません。 私は、Jリーグ最年長三浦知良選手が「日本経済新聞」のコラム「サッカー人として」 に寄せた「日本の力をみせるとき」に感銘を受けました。
日本は、 「戦争や災害で苦しんでいる時でも、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。 暴動ではなく協調があった。… 世界でも有数の生真面目さ、規律の高さ」をもってい ることを挙げ、現在の緊急事態宣言を、 「ロックダウンでなく『セルフ・ロックダウン』 でいくよ。自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティ ーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。」と綴っていました。
「1」でお願いしたように、今は我慢の時!「2・3」を実践して、耐え抜きましょう! 規則正しい生活を心がけ、学校から連絡のあった課題にしっかりと取り組んでください。 そして、三浦選手の言葉のように、前向きに、そして、誇りを持って、この難局を乗り 越え、成長につなげていきしょう! プラスを目指しましょう!
学校正門横のツツジとチューリップ (4月23日撮影)