はじめに、例年にない夏の長雨による豪雨災害等で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 まもなく2学期が始まりますが、2学期始業に向けて連絡をします。新型コロナウイルス感染症は非常に強い感染力を持ったデルタ株に置き換わり、急激な感染拡大が起こっています。若い世代への感染が進み、重症化するリスクも上がっており、新たな局面を迎えております。2学期はこれまで以上に警戒して臨む必要があると思いますので、是非ともこの危機感を共有してください。
 2学期には、生徒諸君がとても楽しみにしている「柊祭」があり、3年生にとっては進路実現に向けた大切な学期です。また、熱い夏練習に励んできた運動部には新人戦が控えています。文化部にも発表の機会があります。「惟信での学びを止めない」ために、また、日頃の努力の成果を十分に発揮するために、残りの夏休み中の生活、2学期が始まってからの生活について、改めて新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から考えてほしいと思います。そして、充実した2学期となるよう準備し、努力を重ねてほしいと思います。

 全国の学校が一斉臨時休業に入った昨年4月、Jリーグ最年長の三浦知良選手が「日本経済新聞」のコラムに寄せた「日本の力をみせるとき」を紹介しましたが、ここで再び紹介します。

~日本は、戦争や災害で苦しんでいる時でも、隣の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。…日本には、世界でも有数の生真面目さ、規律の高さがあるので、現在の緊急事態宣言を、ロックダウンでなく『セルフ・ロックダウン』でいくよ。自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗り切ってみせる。そんな見本を示せたらいいね。~

 誰しも長引くこの困難な状況に対して負の感情を抱きたくなるところではありますが、自分のことだけでなく社会全体を考えながら人間の徳性を磨き、人格を向上させていくことを考えてほしいと願っています。現状を受け容れつつも、粘り強く困難に打ち克って行きましょう!

 保護者の皆様にお願いがあります。部活動等に付随する行動につきましては学校としても指導してまりますが、カラオケや多数での外食等、寄り道をせず速やかに帰宅することなど、お子様には感染対策に万全を期すようご注意ください。また、ご家族様、お子様の体調には十分ご留意いただき、お子様に発熱等の風邪の症状がある場合には登校を控えていただきますようお願いいたします。蛇足ながら、感染力の強いデルタ株に対しては、不織布のマスクがよいとされておりますので、ご参考ください。何卒、よろしくお願いいたします。

令和3年8月20日   校長  中城牧彦